体系

ピノの新味「琥珀のカラメルフロマージュ」を購入。
一粒で流れ出す恍惚の時間。一粒で満足し、冷凍庫にそっと戻す。
6粒入り、たまに忘れたりしながら、1週間くらいかけてゆっくり食べようと思う。

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(1)0時に寝て3時に眼が覚めて、7時まで眠れない
(2)4時半まで眠れない

このどちらかのパターンがランダムにやってくる睡眠障害に陥っている。
後者はそんなに生活に支障はないが、前者は次の日に地獄をみる。

こないだは5時に眼が覚めて

「ネット麻雀で一位をとったら布団に戻ろう」

という意味のない遊びをして、負けに負けて、なんと3~4時間一度も一位になれず、結局朝の9時まで眠れなかった。
あれ以上に意味のない時間はあるだろうか、あれ以上にだらしない朝日を見たことはない。
しかしながら、麻雀、弱すぎではないか…?

次の日も懲りずにネット麻雀をしてみたら初回、二回目とボロ勝ちの一位になり、さらに虚しくなってそっとブラウザを閉じた。
河を読むどころか、三途の川しか見えない日々だ。

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9/8
朝7時に集合し、車で大阪へ。
ANYOの玉田君の企画「螺旋境にて」にバンドで出演。

この日は寺田町のFireloop内のフェスイベント。
到着してすぐに出店のMAGARI Booksで早川義夫の「たましいの場所」を購入。

以前、京都で佐古勇気さんと本の話をして「歌をかく人なら、『たましいの場所』はきっと響くと思うから読んでみたらいいよ」とおすすめしてもらってた。1~2年のときを経て、偶然出会えて嬉しい。

この日は発明家のような人が集っていた。
玉田君はほんもののばかである、こんなイベント、思い浮かばないし、思い浮かんでもやってはいけない。
一線を越えてくれてありがとう、とても素敵な光景だった。

自分の出番が終わって、倉地久美夫さんを3曲だけみる。
怪物である。倉地さんの言葉が隅々まで浸透した空間に、オオルタイチが登場し、歌詞の一切ない超音楽的ライブをする。
一流のミュージシャンたちに、構築と提示と解体を目の前でやってのけられ、まいった。オオルタイチの途中で抜けてスタジオで見た徳島のユウレカのライブも凄まじかった。

終電で扇町に移動し、para-diceで少しだけ飲み、ソファで終了。
懐が宇宙の端っこと同じ速度で膨張を続けているのではないか?と思うほど、優しいライブハウスだ。

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帰りは中国自動車道。豪雨により通行止めのため、下道へ。
神石高原町のあたりだったか、庄原の総領あたりだったか、ナビが不穏な道を示す。
対向車が来たら即死亡の狭い道、左は崖、右は山、入り口は通行止めに使うコーンとバーがおいてあるが微妙に配置がずれており、通行止めなのか通行可能なのか判断できない。

車を降りて3分ほど歩いてみる。崖が崩れている箇所や、土砂崩れの兆候が見える箇所もあり危険ではあるがなんとか走行はできそう。
メンバーに電話でそれを伝えようとすると圏外になっている。怖い。
結局、車でその道に侵入してみたが、竹が降ってくる場所、崩れた道路、不気味な地蔵、ひとつしかない民家…トラウマロードだった。
その道を抜けて庄原市の中心地に出たとき、景色が都会すぎて泣けてきた。

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島崎智子さんの「つじつまあわせ」というアルバムを繰り返し、聞く。
どれだけの抑鬱を乗り越えたら、どれだけ素直になれたら、ここまで純度の高いものを作れるのだろうか。
健康と反対側にある沼にしっかりと手をとって優しくエスコートしてくれるような、名盤だ。

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