水位

4/8

広島-京都間の鈍行の旅、起床時間が遅く、広島-三原間のみ新幹線を使用する。自分は低所得者なので新幹線乗車時は背徳感に身体を支配されシートから2mm腰を浮かせた状態ですごしている。

この日は十八番でライブ。全員うつろな目をして演奏する宵街探訪がすごくよかった。

終了していくらか飲んで3人くらいで鴨川に行く。
丑三つ時の花見である。川の怪しい揺らぎに見てはいけない影のようなものを見る。とにかく寒い。

「寒いですね、もうこんなのやめて帰りましょうよ」と僕がいうと横から「わかりました、神社にいきましょう」という声が聞こえてくる。人生がバグったのかと思う瞬間だった。

一行は八坂神社へ。昼間は参拝客や出店で賑やかな場所だが、深夜の時間帯は静かである、が、なにやら怪しい。

視界の隅に人影、目をやってみると警備員である。この警備員は一定のBPMで身体を揺らしながらこちらをじっと見ている。

桜の木の下に積まれたゴザ、その上に綺麗に揃えて置かれている靴。周囲の木をみないようにして足早にそこを去る。

花見の混雑を想定して設置されたであろう仮設トイレたち、その一室から水の流れる音がずっとしている…おそるおそるノックをしてみても返事はない。あけてみると誰もおらず、ただただ水が流れ続けている(先ほど見かけた怪しい警備員ではなく別のまともそうな警備員にそれを伝えた)

周囲は真っ暗なのに一箇所だけ強い照明で照らされてる場所を発見、脳が酒浸しの我々は「飲み屋だ!」と言いながら近づく。そこには誕生日別にクジが用意されているオミクジが。
引いてみると「病気 九死に一生を得ます」とある。
死にたい、死にたいというのを控えようと思う。

その後も別の神社に行ったり、幽霊飴を売ってるお店の前に行ったりなどしていると朝7時になっていた。

4/9

この日は京都VoxHallでライブ。
昨年、僕に消えないトラウマを残したわっこさんと共演。

彼の自戒という曲は、いつも泣いてしまう。

ナンバーワン、オンリーワン、そんなことどうでもいい
音楽ありきの平凡な暮らしをしてみたい
キャパが狭い、客が少ない、そんなのどうだっていい
好きでいてくれる人によかったと言われたらそれでいい

という一節を聞いて、恥ずかしくなる。
綺麗な歌を歌う人だ。
こんだけ純度の高いものを見れたら嬉しくなるよ。ステージに使う30分ってそういうものだ。

この日はいちやなぎ君も天才的によかった。

自分もよい演奏ができた。

飲んで、共演の藤谷さんのおうちに泊めてもらう。

4/10

朝から電車で帰る。かなり疲れが溜まっており、階段から落ちそうになったり、車掌に「終点ですよ」と起こされたりする。
あののんびりとした天気の下、電車に乗って揺られるのはわるくなかった。

帰宅して、スタジオに向かう。
バンドの練習がとても楽しい。レコーディングを経てから曲たちが変化しているのを感じる。4/15発売です

deatte5

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4月は福井、広島、関東で演奏します

4/15 広島AGIT(バンドSUEZENで演奏、CD発売)
4/21 福井HALLBEE(水咲加奈企画)
4/27 新代田crossing(うみさん企画)
4/29 浅草Buttobi(買い太郎&ミカカ企画)

ご予約はこちら:otayori@dogfoodou.com
ライブの詳細はこちら:買い太郎のライブ情報のページ

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バンドの新譜から「図鑑を抱いて」の試聴音源を公開しました。
シンプルにいい曲だ!

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