上映

毎週、どこか遠くへ演奏をしにでかけている。出会いを求めて、評価を求めて、そこに行っているわけではない。何十時間かかけて出向いて、30分そこら演奏して帰る。その30分をよいものにしたい。

 

心が震えた音楽。わたなべよしくに、鈴木実貴子ズ、カネコアヤノ、島崎智子

純粋性の高い音楽。そんなものが同じ時間を生きてて、存在しているということに喜びを感じる。

カネコさんのはそれとはちょっと違うか。

扇町para-diceでリハーサルを終え、商店街を歩きながらわたなべよしくにの「8月の初め、南の夜空」を聞いた。para-diceでのライブ映像。この映像、最高のタイミングで歓声があがる。この歓声の主はこの日の僕のライブを見てくれたダイバーキリンのジョンジョンだった。

吉祥寺シルバーエレファント、出番直前、控え室で鈴木実貴子ズの「夜はこれから」を聞いた。

だめなライブをした時、寝る前に島崎智子の「音楽の人」を聞いた。

これらは自分の感覚を取り戻すための作業。

 

6/5、ヲルガン座で企画。カネコアヤノと花柄ランタンと僕。自分の目と耳だけ切り取った数時間が頭の中で何日も何日も再上映されている。

リハーサルで店主のイズミさんから

「もう、大きい音とかに頼るのはやめたらどうかな。歌を聴いてもらいたいんでしょ」

と言われた。

僕はいつも音響さんに「ギターの音を大きくしてください。バンドに負けないくらいに。」と伝えていた。

この日は素朴な音にしてもらった。マイクに齧りつくのもやめた。

世界が変わったようだった。この日から全く別物のステージを提供できるようになった。

きっとよいものになるだろう。

 

人生を費やして応援したい人と会えた。会いたい人はそんなに沢山いないと思う

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)